長年の飲酒習慣により、お酒を飲むと適量でやめられず、つい飲みすぎてしまう日々が続いていました。
さらに、翌日にはひどい二日酔いに苦しみ、アルコールの離脱症状にも悩まされる状況が続いていました。
これまで、アルコール依存症の治療には主に断酒療法が採用されてきました。
しかし、近年では減酒薬の登場により、減酒療法も広く活用されるようになっています。
私自身も一時期お酒を断っていましたが、ここ数年、夏になると体調が悪化し、気温が上がるにつれて毎日の飲酒欲求に苦しみ、それを抑えることが大変な状況が続いていました。
そこで、かかりつけのメンタルヘルス・クリニックの医師に相談し、減酒薬である「レグテクト」を処方してもらうことにしました。
この薬は簡単に言うと、脳に作用して飲みすぎたくなる衝動を抑える効果を持つ薬です。
服用してみた感想としては、私の場合、「酔わなくなった」というのが率直な印象です。
完全に酔わないわけではありませんが、ほろ酔い程度で止まり、泥酔状態に至りにくくなりました。
以前は早いペースでお酒を飲んで泥酔し、翌日には二日酔いに悩まされていました。
しかし、レグテクトのおかげで飲みすぎることがなくなり、二日酔いもほとんど感じなくなりました。
アルコールに関する問題で悩んでいる方には、減酒薬を活用した減酒療法も有効な選択肢の一つではないかと思います。
私の場合はメンタルクリニックで処方を受けましたが、一般内科でも処方可能です。
なお、こちらのサイトでは、アルコール依存症治療に対応している病院を641件紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
アルコールに関する問題でお悩みの方は、減酒薬やその他の治療法を一度検討されてみてはいかがでしょうか?
※2024年9月2日追記
結局、レグテクトを服用していても毎日大量にお酒を飲んでしまい、γ-GTPが500を超える状態になってしまいました。
さらに、立っていられないほど体調が悪化したため、2022年10月に断酒を決意しました。
断酒は現在も継続中です。
薬の効果には個人差があると思いますが、上記の内容は事実として記載しておきます。