2023年5月8日をもって、新型コロナウイルスの感染分類は2類から5類へと移行しました。
しかし、これは本当に正しい決定だったのでしょうか?
2022年2月頃、新型コロナウイルスの株がオミクロンに置き換わったことから、新型コロナウイルスの致死率がインフルエンザ並みかそれ以下に下がったことにより、感染症分類を2類から5類に下げる、あるいは感染症分類から外すとの意見が聞かれるようになりました。
これに応じて、岸田首相は2022年8月に5類への移行を検討するとし、2023年1月に5類への移行を決定いたしました。
下記グラフを見ると、確かに致死率は激減しています。
しかし、新型コロナウィルスによる死亡者の絶対数は、2020年度以降増え続けています。
(以下データ元:厚生労働省-データから分かる新型コロナウィルス感染症情報)
→死亡者の推移→オープンデータ(下記リンクより)
https://covid19.mhlw.go.jp/public/opendata/number_of_deaths_daily.csv
月次のデータは以下になります。
この様に、新型コロナウイルスの死者数は、いまだ年次ごとに倍々ゲームで増え続けている、というのが実態です。
それであるのに、第5類に移行して、感染症対策や、3密を避ける意識が薄くなっていっては、さらに死者数が増えるのではないのかと危惧しています。
わしは個人的にワクチンの効果やマスクの効果について否定的または懐疑的な考えを持っていますが、世の中がゆるくなると、自身が感染するリスクも相当に高まると考えています。
新型コロナウイルスはエアゾル感染する可能性があるため、特に換気が不十分な個室等には近づかない方が良いと考えています。
わし自身も持病を抱えておりますが、高齢の両親と同居しているため、家の中に新型コロナウイルスを持ち込むことへの恐怖を感じています。
以上のように、わしは5類への移行後の新型コロナウイルスの感染対策に対して危機感を持っています。
このエントリーが皆さんの感染対策に何かしらのヒントとなれば幸いです。