結論:以下の撮影の用途がある場合、必要度が高いので、5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)付きのカメラの購入を検討してください。
1)シャッタースピードが遅くなるシーンでの撮影
暗い場所での撮影では、シャッタースピードを遅くすることがあります。
しかし、現在ではISO感度を上げることによって、シャッタースピードをあまり変えずとも、撮影が可能です。また、ISO感度を上げてもノイズが目立たないカメラが増えてきています。
2)望遠レンズを使った撮影
望遠レンズで遠くの被写体を狙っている場合、少しの手ブレが写真に大きな影響を与えてしまいます。
そのため、3脚を使ってカメラを安定させるか、5軸手ブレ補正を使う必要が高くなります。
しかし、現在メーカー純正の望遠レンズや高倍率ズームレンズには、レンズ側に手ブレ補正機構が入ってる場合も多いので、必ずしも5軸手ブレ補正を使う必要があるわけではありません。
3)動画撮影
Youtubeの撮影や、VLOGの撮影などで、歩きながらの自撮りを想定している場合。
その他撮影者が動きながら撮影をする機会が多い場合。
上記は以下の記事から抜粋しました。
→逆に、上記のような撮影用途がほとんど想定されない場合、5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)はほぼ必要ないと思います。
(購入前に家電量販店の店員さんなど、詳しい人にご確認ください。)
5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)は必要か否か?
余もこれには本当に悩まされました。
余もミラーレス一眼カメラ購入の検討にあたって、種々のweb記事、blogエントリー、youtube動画などを見ました。
そこではそれぞれにカメラを紹介しているのですが、そのカメラに5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)が付いていない場合、
必ず!「このカメラの最大の欠点は(あるいは最大の欠点のひとつは)ボディ内手ブレ補正機能が付いていないことです」って言うんですぅう!
必ず言うんですぅう!!
ところがですねぇ、世に出ているいわゆるエントリーモデルと呼ばれるミラーレス一眼には、ほとんどの機種には5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)は付いていないのですよ。
試しに価格.comで調べてみました。
検索条件
ミラーレス一眼・APS-C・付属レンズなし(ボディのみ)
検索結果→58件ヒット
この検索条件に5軸手ブレ補正を追加
検索条件
ミラーレス一眼・APS-C・付属レンズなし(ボディのみ)・5軸手ブレ補正
検索結果→11件ヒット
ね。
エントリーモデルの80%には5軸手ブレ補正は付いていないのですよ。
それでも(一般の)皆さんは、特に不平不満もなく、楽しくミラーレス一眼ライフを送っているわけです。
いやー、この5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)問題には本当に悩まされました。
参った。
だって、5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)を付けると、価格が5万円~上がるんだもの。
ちなみに余の場合(2023年9月4日(うちのももにゃんのお誕生日!)現在)、候補のカメラは以下のようになります。
--5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)なし--
α NEX-5N(中古)
α6000(中古)
α6400(中古)
VLOGCAM ZV-E10(新品)
--5軸手ブレ補正(ボディ内手ブレ補正)あり--
α7Ⅱ(中古)
α6500(中古)
う~ん、しかしα7Ⅱはフルサイズで5軸手ブレ補正が付いて、この価格(ボディで82,000円くらい)とは脅威ですね。
AFの性能とか、今のカメラではないのだけれど、一眼カメラ然とした写真を撮るのに、全く十分な性能だとか。
すごいですね。
あー、あとyoutubeやVLOGとかの歩きながらの自撮りには、一眼カメラじゃなくて、VLOG用のコンデジの方が良いのではないのかと思います。
検索:光学式手ブレ補正・自撮り機能
一眼カメラ発売年月日一覧を無料配布しております(適宜更新)。
余はどのデジタル一眼カメラを買ったら良いのか、全然分からない_その2
追記230904
必ず!「このカメラの最大の欠点は(あるいは最大の欠点のひとつは)ボディ内手ブレ補正機能が付いていないことです」って言った後
5軸手ブレ補正が使われている動画と、使われていない動画の比較を見せられるんです。横並びになってるやつ。
こんなに違うでしょ?みたいな。
ん~、それは結局、動画だから違い・影響が大きいわけで、静止画(写真)だとそんなに問題ないのでは?
って気がします。
まぁ望遠を多用する人、バードウォッチとか?の場合は必要かもしれませんが、そうでもなければどうだろう?(そんなに必要ないでしょう)(´Д`)めう