どういうわけでしょう?
スーパーがオージービーフを取り扱っていない。
東京にいた時にお世話になっていたマルエツでも、ここグンマーのベイシアでも生協でも、オージービーフを取り扱っていません。
売っているのは国産牛と米牛。米国産はアンガス牛という品種の取扱が目立ってきたようです。
オージービーフは安くてクセがなくて美味しかったので、重宝していたのですが。
カレーを作るときとか、ドバっと牛肉を入れられて良かった。
どうしたことだろうと思って、調べてみたら、やはり輸入量が激減していました。
これを見ると、ピークの2006年の40万トンから、直近2016年は30万トンと、量にして10万トン、25%も輸入量が下がっていることが分かります。
一方でこちらの資料から、中国では年間5万トン程度牛肉の輸入量が増えていく様子が伺えます。
推測するに、世界の牛肉の需給関係の変化(新興国の牛肉のニーズの急激な拡大)から、輸入牛の価格の上昇が起こっているのではないのでしょうか?
そこでオージービーフが価格帯的に微妙になってきて、スーパーの品揃えが非常に安い米牛と、高価格だけど日本人のニーズに合う国産牛に二分されている状況のように思えます。
小生のような小市民ですと、国産牛はお、っとのけぞるぐらい高いので、許容できる範囲の米牛を買うことになるわけですが。。。
味は好みですけど、小生には米牛はちょっと許容範囲の外にあります。
米牛にも8段階のランクがあるらしいのですが、どうもスーパーで安く売ってる米牛はこのランクのずいぶん下の方のランクのお肉みたいです。
もう20年も前の話ですが、小生が学生の頃、オージービーフの切り落としは100g100円ぐらいで買えたと記憶しております。
さすがに昨今の情勢ではこの値段は難しいとは思いますが、美味しくてお手頃なオージービーフを再び取り扱ってほしいなぁと、生活者目線で切望しております。
ベイシアと生協に要望のメール入れよう。