『「言葉」があなたの人生を決める』は、苫米地英人博士によるアファメーションの標準的な教科書とも言える一冊で、余ももう10年以上前から読み続けてきました。
ただ、今年の春頃から改めて手に取ったのが、『「言葉」があなたの人生を決める【実践ワークブック】』という一冊です。
以前にも読んだことのある本ですが、今回はじっくりと読み返してみたのです。
本にしたがってアファメーションを作成し、それに関連して「自分が日々積み上げるべきこと」──特に毎日の練習や継続が必要なもの──を5つほど、箇条書きにして書き出してみました。
それをとりあえず、毎日ただ眺めるだけ。
本当に、ただ見るだけなんです。
すると不思議なもので、「あ〜、やらなきゃなあ……」という意識の変容が自分の中で静かに起こりはじめ、気づけばJazz Drumの練習や、DTM、ダイエットのための軽いエクササイズなどを毎日こなせるようになっていました。
これは自分でもちょっと驚きました。「あ、意識って、こうやって変わるんだな」と実感できたのです。
そうなると、この本の内容がますます心に響いてきます。
改めて読み進めていくと、どの文章も実に含蓄が深く、自分の中にスーッと染み込んでくるようになりました。
特に印象に残った文章はGoogle Keepにコピーして、何度も読み返しています。
※余はKindleで読んでいます。
コピー回数に制限があるのですが、スクリーンショットを撮り、それをGoogle DriveにアップロードしてからGoogle ドキュメントで開くと、OCR機能で簡単にテキストをコピペできます。
たとえば、こんな言葉です。
【引用】
[ゴール達成のためのスマートトーク]
あなたは、これからしばらくの間、自らにどのように語りかけているか、自分のセルフ トーク(自分に向かって語りかけること)を注意深く観察してみてください。
そして、そのときどきのセルフトークから、さげすみ、皮肉、嫌味、敵意、自分や他人に対する過小評価など、ネガティブな言葉をすべて排除するよう努めてみましょう。 それがスマートトーク (ポジティブなセルフトーク)を自らに習慣づける秘訣です。 あなたが行うスマートトークの内容は、他人に対する肯定的な評価、そして自分に対する肯定的な評価です。
正しいことをしているときは、「私はよくやっている」「私は正しい」と言いましょう。 ただし、声に出さずに、自分にだけこっそりと言うようにしてください。
とくに、「私はいったい何という無駄なことをしているんだ」とか「こんなに頑張っているのにどうして評価されないんだ」 「あいつだけは絶対許せない」といった否定的な考 えは、決して持ってはいけません。自分に対していまいましい感情が湧くようなときは、「私らしくない」とか、「これはいい経験になった」というように考え、そのときの判断や行動を修正してください。
過去のことを後悔しても、無意味であり、現在に悪影響しか与えないからです。過去はいかなる形でもあなたを縛ることはできませんから。
そして、次に同じ状況になったときに何をすべきか考え、「次は成功するし、私ならやり遂げられる」と語りかけるようにしましょう。
また、自分のことを批判する人間に対しては、「他人は所詮、過去の自分のイメージでしか判断しない」「自分の評価は他人ではなく自分が決める」と強く言い聞かせるのもいいかもしれません。
これが、自分の内面に意味のある永続的変化を起こさせる、大きな第一歩です。
ただし、スマートトークによって新しい自己イメージとブリーフを獲得したとしても、 それで安心してはいけません。自己イメージは常に継続的に修正していく必要があるからです。
アファメーションとは、自分のブリーフ(無意識の前提)を再構築し、脳内のゲシュタルト、つまり私が構築している世界、すなわち私にとっての「世界そのもの」――言い換えれば物事の捉え方や信念体系そのもの――を書き換えるための手法であると理解できると、この文章がより深く脳と身体の両方に染み渡るように感じられます。
--
そんなふうに実感が深まっていく中で、ふと思い出したのが、斎藤一人さんのベストセラー『ツイてる!』です。
余もこの本が大好きで、おそらく5回は読んでいます。
この本で斎藤一人さんは、繰り返し「ツイてる、ツイてる」と自分に言い聞かせることを勧めています。
また、「嫌な人の言動を思い出してはいけない。ちらりとでも頭に浮かべてはダメ」とも書かれていました。
今思えば、これってまさにアファメーション的な考え方じゃないか?と感じたのです。ネガティブなイメージを排し、自分のブリーフを肯定的に再構築する。
まさに同じ構造です。
さらに印象深いのが、次の言葉。
「お金持ちになろうとしたら、どうしても10年はかかる。
それを“今すぐお金持ちになりたい”と願ったら、あなたがお客さんになっちゃいますよ」
これは深いですね。
つまり、「お金持ちになる」というのは、アファメーションによってブリーフが変わり、それに伴って言動が変容し、日々の積み上げと努力を重ねた“その先”にあるものなのではないか?──そう思えてなりません。
よく考えてみると、これまで読んできた本の中にも、アファメーション的な要素を含んでいるものは案外たくさんあったのかもしれません。
今になってようやく、それが自分の中で一本の線としてつながってきた気がします。
余の中のスコトーマ(心理的盲点)が、ひとつ外れたのかもしれませんね(´Д`)めう


