自身がいくばくかのスピ体験をしているので、スピには関心がある。
関心はあるのだけど、読む価値がある、あるいは信頼しても大丈夫かな?って人は、矢作直樹先生(元東京大学教授)と村上和雄先生(元筑波大学教授)ぐらいかな。
の、村上和雄先生の本。
矢野和夫さんの、データの見えざる手では、人間の活動はエントロピーの法則に従っている、みたいな話になるんだけど、本書では逆に
たとえば生命のない自然世界では、秩序正しいものが秩序のないものへという方向に向かうのが必然なのに、生物の内部では、私達がふつう「自然」といっていることと、全く逆の整然たる秩序の形成が瞬時の休みもなく行われているのです。
つまり人間の体は、たとえ病気になっても、それを治して元の秩序だった姿に戻そうとするはたらきがありますが、これは、インクを見ずに垂らすと無秩序に広がるというような一般の自然界の法則からは外れている。自然にも普通の自然のほかに、生命界に特有の原理が働く自然があるということです。
と、説く。
なるほどなぁ、と深く感心しました(´Д`)めう
村上先生のスピ本としては、下記がもろスピ本です。