ゆたにゃんぶろぐ

慶應義塾大学経済学部卒のメンヘラニートの魔法少女

いけないものを見てしまった、ような気持ちになった話

アレは1987年のことだった、らしい。

ことだったらしいというのは、自分は1985年のことだと勘違いしていたから。

今ググって確認したら1987年だった。

昭和62年。わし14歳の中学2年生。

 

マイケル・ジャクソンがソロアーティストとしては初来日をした。

日本国内は大いに盛り上がり(というか、広告代理店が仕掛けたのだろうけど)、そうですね、今だとワールドカップサッカーの盛り上がりのレベルの、3つ下ぐらいのレベルの盛り上がり方だった。

微妙な書き方をしたけど、まぁ結構盛り上がってましたよ。

 

で、その頃友人のお母さんがマイケル・ジャクソンにハマったのですわ。

 

別にそんなにおかしな話ではないのかもしれない。

友人は14歳の二人目の子供だったから、32歳で産んだとして、当時お母さんは46歳。。。くらい?

46歳の女性がマイケル・ジャクソンにハマっていけない理由はない。まったくない。

実際世の中マイケル・ジャクソンの大ファンの中年女性は大勢いらっしゃっただろう。

 

だがしかし、それは東京をはじめたとした首都圏とか、都会だったら珍しくない話だったのかもしれないけど、なにせ昭和62年のグンマーでの出来事である。

 

友人宅に行った時に、マイケル・ジャクソンのパネルが飾ってあって、それを見たわしはたいそう衝撃を受けた。

 

え?お母さんがマイケル・ジャクソンのファンになるの?

というバカみたいな衝撃。

 

昭和62年のグンマーだと、中年女性が演歌が好き、歌謡曲が好き、というのはありふれた光景だったかもしれない。が、マイケル・ジャクソンが好きは無かった。

 

今ならグンマーでも珍しくないのかもしれない。

氷川きよしが好きとか嵐が好きとか(わしより年上で嵐が好きでハワイまでライブを観に行く女性を知っている)ブルーノ・マーズが好きとか、なんか知らんがKPOPが好きとか、いらっしゃるでしょうね、きっと。いらっしゃるよ。

 

でもあの時あの場所は昭和62年のグンマーだったのよ。

なんですかね?

友人の母の不倫現場を見てしまったかのごとく、なにかいけないものを見てしまったような気持ちになった。

大変失礼な話かもしれないが。

 

ひるがえって、当時のお母さんと同世代、あるいは少し年上になった自分はどうか?

 

最近Billie Eilishにドハマリしている。


Billie Eilish | COPYCAT (Acoustic) | Mahogany Session

 

ここ数年でんぱ組.incにドハマリしている。


でんぱ組.inc「ギラメタスでんぱスターズ」LIVE Movie(2017.12.30 at 大阪城ホール)

 

ずっと好きなのはしょこたんこと中川翔子さん。


中川 翔子 『フライングヒューマノイド』

 

うん、わしの方が100億兆千万倍キモいね。

いや、普通にキモいんだけど。さらに独身だしニートだし。ええとこないやんけ。

ええとこないのだけど、時代は変わり、こういう嗜好を、リアルで世間様に向かって声高にアッピールとかしたりしなければ、自分とその仲間内で楽しんでいる分には、まぁギリ、ギリだけどOKみたいな空気は現在はある。あったら良いなぁ。

現場(ライブ会場等)では常識の範囲内ならハジケてもヨシ。

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まぁわしだってサラリーマンやってた頃は、でんぱ組.incが好きなことを隠したりはしてなかったけど(お昼休みとかHP見て最新情報を確認したりしてた)、わざわざ話題にしたり、なにかしらエクスキューズしたりすることはなかった。

擬態と言うか、作法と言うか。

 

まぁそんな昔話と今のわしの話┌(┌^o^)┐めう