ゆたにゃんぶろぐ

慶應義塾大学経済学部卒のメンヘラニートの魔法少女

近所のゲーセンが潰れて、学生街なのに街にゲーセンがひとつもなくなった話

小生はいわゆる学生街に住んでいます。

最寄り(正確には一番最寄りの駅は地下鉄なのですが)の駅そばに大学が3つあるので、まぁ学生街と言ってもいいでしょう。

んで、こないだその駅そばにあったゲーセンが潰れました。

昔はこの街にもいくつかゲーセンがあったそうなのですが、これで街にゲーセンがひとつもなくなりました。

学生街なのにですよ?

 

43歳の小生はお金を入れてゲームをすることはなかったのですが、駅そばでご飯を食べた後にタバコを吸うために何度かそのゲーセンの喫煙所を利用させてもらってました。

ファミコン世代でゲーセンの全盛期を知る者なので、一応(そのゲーセンに限らず)ゲーセンに入ると昨今のゲーセン事情を見て周るのはわりと好きです。

それでそのゲーセンに入ると、ガンダムの対戦ゲーム(マキシブースト?)と音ゲーと、メダルゲーム、パチンコ、パチスロなどで遊んでいる人がわりといる感じでした。

UFOキャッチャーやプリクリラをしている人はそんなに多くなかったかな?

あるいは小生があまり興味が無いので、それらがあまり目に入らなかったのかもしれません。

 

そこそこ大きなゲーセンで、閑古鳥が鳴いてるといえるような感じではなかったのですが、ガンダム以外のいわゆるゲームを楽しんでいる人は少なかったように感じます。

これが新宿のゲーセンだと、なんかカードを使ったゲームとか、ファイナルファンタジーのゲーム(?)などをしている人がわりといるようです。

あと艦これには提督たちが順番待ちをしていて、わりと微笑ましいですw

 

今そのゲーセン跡は内装工事中で、次になにが入るのかまだ分からないのですが、本当に駅前の一等地で結構な広さがあるので、ゲーセンよりも投資効率のいい商売が入るのではないのかと思います。

これでゲーセンがリニューアルしてきれいになってたらちょっと感動モノなんですけどねw

 

小生が学生の頃はまだゲーセンがそこかしこにあって、ラーメン屋のバイトの後にゲーセンによって、バーチャファイター2とか19XXとかを1ゲームぐらい気晴らしにやるのが楽しみでした。

受験の下見に行った時に、R-TYPE LEOをプレイしたことを今でも覚えています。

 

昨今の学生がゲーセンに行く行かないの是非を問うても意味のないことでしょう。

家庭用のゲーム機のスペックの向上や、暇つぶしに無料のソシャゲが無限にあるわけですし。

なによりインターネットとスマホの普及によって、コミュニケーションの手段が格段に増えました。今ならLINEですね。

ゲームをしているよりも、コミュニケーションに時間を費やしている方が格段に楽しいのではないのかと個人的には思います。

 

ゲーセン以外でも、居酒屋などに行くと騒いでる(あるいは静かに飲んでる)学生が全然いないなぁ、と3年半前にこの街に来たときから感じていたことでした。

外食している学生もあまり見かけません。(大盛りを提供してくれるラーメン屋ではちらほら見ますが)

今の学生は家飲みしてるのか、あるいは小生の頃みたいにコンパでバカ飲みなんかしないのか、そのあたりの事情はよく分かりませんが、とにかくやはり今の学生はお金が無いのだなぁ、と感じるところはあります。

もちろんこれは家計の可処分所得が、ここ20年ぐらいでおおよそ2割減ぐらい(?)になった影響ですが。

 

20年という時間が長いのが短いのかよく分かりませんが、世相は確実に変わっているのだなぁ、と感じる次第です。

それもどちらかと言えば(どちらかと言わずとも)あまり良い変わり方ではないような気がします。

自分の価値観の問題ではなくて、庶民の生活に余裕がなくなっているなぁ、と思うわけです。