【読書録】 ツイてる! 斎藤一人 【本】

1度は読むけど、2度読み返す本ってほとんどないなぁ、と思っています。

 

30代の頃は本にかけるお金だけはケチらないでおこう、をポリシーに、興味を持った本、話題になった本などは、片っ端からとまでは言わないまでも、結構読み漁りました。

で、結局3年前に引っ越しする時にほとんど売ってしまったんですよね。

あー、これいい本だけど読み返さないなぁ、かさばるからなぁ、どうしてもまた読みたくなったら(それほど優れた本なので)amazonで中古で買えばいいやって。

その時マンガを含めて800冊ぐらい処分して、以来本はできるだけ図書館で借りるか、買うにしてもkindleで買うようにしてます。かさばるから。

 

そんな小生ですが、繰り返し読んでる本も何冊かあって、そのうちの一冊がこの斎藤一人さんのツイてる!です。

ツイてる! (角川oneテーマ21)

ツイてる! (角川oneテーマ21)

 

 

ふと読み返したくなる時が定期的に訪れて、布団ので寝転びながら、お風呂でトイレで、つらつら読んだりしております。

 

斎藤一人さんはスリムドカンでお馴染みの銀座まるかんの社長さんで、12年連続で長者番付10位以内に入り、収めた税金は国税だけで138億、総資産200億、平均年収30億のお金持ちです。超お金持ちですねぇw

斎藤一人 - Wikipedia

お金と恋愛(というかモテ)の話はみんな大好きなのでw 一人さんにも多くのファンの方がいらっしゃいます。

商売の参考にするだけではなくて、その力を抜いた(ように見える)生き方、考え方に多くの方が魅了されるのですね。

なんでしょう?肩の力を抜いて、人を喜ばすことを人生の成功とし、真善美を追求している感じですかね。

 

本書の中から小生が好きな話をふたつばかり紹介させていただきます。

 

試しに、みなさんに質問しますが、一年前に自分が何に悩んでいたか、覚えてますか?二年前に悩んでいたことを思い出せますか?

この前あるところで千人の人にこの質問をしたら、覚えている人は一人もいませんでした。(本書より抜粋)

 

 一人さんはこう話され、悩みは時間が解決してくれる、と説きます。

正確に言うと、時間がたつと大抵の悩みは忘れてしまうということですね。

問題解決思考と巷間言われたりしますが、悩んだ時は無理に解決しようとせずに、悩みすぎずに放っておけばいい、と小生なんかも考えるようになりました。

小生の感覚だと、悩み事の90%は解決しないけど、時間が経てば忘れるから放っておこう、とか考えて生きるようにしています。

 

もう一つ。

「お金持ちになりたい」という種を植えてから、「お金持ち」という実がなるまでには10年かかります。(中略)10年かかるものはかかるのだから、どうしようもないんですが、10年先に自分がお金持ちになるのだとしたら、今の自分は何をすべきか考えて、行動することはできますよね。(中略)お金持ちになるのに10年かかるのだから、その10年間に自分がやるべきことを楽しみながらやり、エッチラ、ホッチラ歩いていけばいいんです。そうすれば道すがらは楽しいし、10年経てば本当にお金持ちになれるんです。

ところが、若い人の中には、

「今すぐなりたい」

「来年なりたい」

という人がいるんです。

そういうことを考えていると、うまい儲け話に浮足立って、「お客にされる」ことになるから注意してくださいね。(本書より抜粋)

 エッチラ、ホッチラというのがすごくいいですねw 小生は好きです。

あんまりあせらずに、目の前の成功失敗、おいしい話に惑わされたりしないで、人生エッチラ、ホッチラ行きたいものです。

 

さて、この本ですが、だいたいBOOK OFFの新書コーナーに行くと100円で売ってます。

BOOK OFFで買うのが一番手軽かなぁ、と思いますので、気が向いたら手にとって読んでいただけるとうれしいです。

 

結構な量の本を処分した小生ですが、まだ賢者の要塞いっぱいを埋めるぐらいの本は所蔵しております。(足りないのでカラーボックスも使ってます)

前段矛盾するようですが、本で埋まった本棚がある生活って気持ちが良いですね。まぁ、ある種のインテリア感覚ですw

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