常々思うんだけど、焼きそばってもっと評価されても良いのではなかろうか?
特に東京圏。
ラーメン二郎みたいに、お手頃価格で大盛りでこってりで、野菜増しとか肉増しとか味濃いめとかチョイスできる焼きそば屋さんがあったら結構流行るんじゃないのかと思ってるんだけど。
油はサラダ油じゃなくて、あえてラードを使って焼くとか。
問題は肉だ。
ラーメンみたいにでっかい肉塊を入れられる訳ではないので、若い人にはちょっと物足りないかもしれない。
いっそチャーシュー載っけちゃっても良いような気もするけど、ここはそれ、やはりソースに合うものを付けあわせたい。
メンチカツなんかいい線いってると思うんだけど、どうだろう?
肉塊問題、奥が深い。
ちなみに近場の新宿界隈で食べログで焼きそばで検索かけても、焼きそばメインの店はあんまりヒットしない。
正確に言うと、2年ほど前に検索した時は専門店は1店もヒットしなかったのだけど、さっき検索したら3件ヒットした。
んで、かつてヒットした思い出横丁の若月という店で焼きそば食べたことがあるんだけど。
うん、普通。
普通っていうか、中の下ぐらい?
安いから良かったけど。
昔ながらの中華屋さんで雰囲気は最高でしたけどね。
コンビニに行くと、ペヤングとかUFOとか一平ちゃんとか、カップ界隈では焼きそばは定番なのに、一般社会における焼きそばの扱われ方の軽さは一体どうしたことなんだろう?
俺は焼きそばが好きだ。
写真の焼きそばのムック本を買っちゃうぐらい好きだ。
昔、土曜日とか、母ちゃんがよく焼きそばを作ってくれた。
それは美味しかったのだけど、俺の幼少期の群馬県佐波郡玉村町の我が家には、青のりという文化はなかった。
たまに縁日で食べる焼きそばの、その青のりと奏でるハーモニーに、なんて美味いんだろうと感じ入ったものです。
昭和50年台の話ね。
我が家にも青のりのメロディーが鳴り響くように鳴ったのは、俺が中学生になってからだったと思う。
確かスーパー行った時に、俺が見つけてかごに入れたんじゃなかったかな?
あー、麗しの焼きそばと青のりのハーモニーよ。
タイトルは学生時代の先輩のバンドの曲名。