意識して自己愛を持たないと44歳無職ヒキニートはやってられない

最近昔あった、些細なことではあるのですが、嫌な思い出がふとフラッシュバックして嫌な気分になることが多いです。

人に言われた嫌なこととか、不快な体験とか、顔も見たくない人を思い出したりとか、トラウマになりそうな(なった)失敗とか。

なんらかんらで1日10回ぐらいはそんなフラッシュバックがあるように思います。

 

ストレス強度表によると、失業はストレス度で9位になっています。結構強いですね。

特に小生の場合は解雇による失業なので、知らず知らずストレスを抱え込んで、自己肯定力が低下し、嫌なことを思い出しやすくなっているような気がします。

リンク:ストレス強度表

 

もちろんというか、小生にだって楽しかった出来事や、愉快な思い出はそこそこあるはずですが、厄介なことにそういう出来事を思い出して幸福な気持ちになることはそんなに多くありません。

嫌なことを思い出すことのほうが圧倒的に多いです。

 

これは自分の性格の問題もあるとは思いますが、どうもそもそも脳にそういう、良い出来事よりも悪い出来事のほうが思い出しやすい性質があるようです。

つまり、不快な出来事は身の危険につながると脳が判断し、生命を維持するための理由で強く記憶に刻まれ、同じような危険を回避するように強く心にプログラミングされるらしいのです。

このあたりは苫米地英人さんの「イヤな記憶を消す技術」という本に解説されています。

「イヤな気持ち」を消す技術

「イヤな気持ち」を消す技術

 

 かの村上春樹さんも、人生楽しかったことを思い出すよりも、嫌な出来事のことを思い出すことのほうが多いようだ、と述べています。(確か「職業としての小説家」だったと思います。)

 

これ結構きついんですけど、やっぱり気持ちが弱っているからだよなぁ、と考えざろうえません。

とにかく人間そういうものなのだと、俯瞰して落ち着いて、自分をなぐさめるぐらいしか対処法がないですね。

冷静になって、いやいや、悪いことばかりではないし、自分もそんなに悪い人間じゃないよ、って感じで。

 

ある意味、意識的に自分を肯定してあげることは、無職ヒキニートを乗り切るためにひとつ大事な要素なのではないのかと最近考えています。

意識的に自己愛を持つことですね。

もちろん44歳無職ヒキニートはかなり危機的な状況というか、絶望的な状況ではあるので、なんとかなるさの極楽とんぼでは困るのですが。(なんとかしないとなんともならない、けど、なるようにしかならない)

その加減もなかなか難しい気がします。

 

和田裕美さんの「人生を好転させる 新・陽転思考」という、ポジティブシンキングの指南書みたいな本があって、小生この本が好きでして、折に触れて読み返したりしているのですが、またこの本にあたってみようかなぁ、とか思う近況です。