8/16（金）カリスマドットコムのレコ発ライブに行ってきました。
at 渋谷Under Deer Lounge
ちょっとレポります。
よろしくどうぞ。
ライブハウスというか、結婚式の2次会とかパーティーに使う向けのお店らしい
んだけど、きちんとステージもあったし、クラブとライブハウスを足して二で
割ったような感じだった。
場所柄内装もしゃれおつで、単純にBARとしても悪くない。
ちっちゃい箱としては使う方としては便利だけど、こんなに全方向に便利なお店
で採算は合うのだろうか？と余計な心配をしてしまった。
前座で女の子がボーカルのロックバンドが出てきたんだけど、カリスマドットコ
ムに興味がある人って、どちらかというとクラブミュージックと親和性が高いん
じゃないのかな？
ドロックを聞かされて、かなり苦痛だった。
歌詞に「君のロック」とか「トランジスタ」とか出てきたような気がするんだけ
ど、２０代半ばぐらいの女の子の君の人生に「トランジスタ」がどう関係があっ
たのか？、意地悪な質問をしてみたくなった。
彼女たちがやっているのは、あくまでロックという古典芸能であって、コンテン
ポラリーミュージックでは決してないし、モダンアートでもない。
カリスマドットコムの前座にこれもってきますかね？（正直気分悪かった）
ひとつだけ擁護しておくと、ボーカルの女の子のハスキーな歌声は一般のレベル
を明らかに超える良いものでしたが。
で、そのつまらないロックバンドを聞かされて機嫌が悪くなって、いよいよカリ
スマドットコム登場か？とか思ってたら、さらに４５分ぐらい待たされた。
どんだけ客待たせるんだよｗｗｗｗｗ
お前は（一昔前の）大物洋楽アーティストかよｗｗｗｗｗ
と、さらに不機嫌になった。
で、やっとカリスマドットコム。
ステージ後方壁面に、例の視力検査のようなマークのオブジェ。
ちょうどその壁面をスクリーンに使うようにOP映像が投影された。
オブジェに光が上手くあたり、とてもきれいなモダンアートのように浮かび上
がった。
メンバーの二人登場。
ニコニコしてかわいい女の子感あふれるゴンチと、無表情でステージを威嚇する
ようにしているイツカ。
イツカ。。。
そのたたずまいに
不思議ちゃんキタ─￣─_─￣─(゜∀゜)─￣─_─￣─!!!!
って思わずニヤニヤしてしまう俺。
ステージ真正面、ほぼ０距離（かぶりつきじゃないけど）で、ニヤニヤ顔を見ら
れたら気分悪いだろうなぁ、とかちょっと申し訳ないなぁぐらいには思いなが
ら、ニヤニヤが止まらない俺。
HATEからステージは始まった。
完全にキャラを作って歌い始めるイツカ。
ヒップホップアーティストよろしく踊りながら歌うんだけど、どうも振りつきが
ほぼ決まっているらしい。
”ノリ”だけじゃなくて、自分のステージの演出をきちんとこなしていくイツカ。
演じきるイツカ。
あ、この子ホンモノなんだ。。。
と思いましたよ。
MCが入ると若干ボケ気味のゴンチと容赦なく突っ込みを入れていくイツカ。
あ、イツカちゃんこういう人なんだ。
御幣がある言い方かもしれんが、ゴンチは普通のかわいい女の子で、イツカは会
社の怖い先輩（♀）みたいな感じだった。
なんすかねぇ、イツカちゃん、雑貨屋さん（だか雑貨メーカー）で事務の仕事を
しているらしいんだけど、もしユニクロで働いてたら２年ぐらいで店長を任され
そうな？ひょっとしたら３０歳ぐらいでエリアマネージャーをまかされそうな感
じの怖さがあった。
以前ブログで、カリスマドットコムは弱い（あるいは意識低い（））女の子を正
論で容赦なくdisる。と書きましたが、そのまんまの人でしたｗ
その後のステージでも”フリのキメ”や、飛び跳ねることを客に要求し、煽る煽る
イツカちゃん。
あー、この子ホンモノだわ。本気でスターになるつもりでいるし、妥協や躊躇な
んて宇宙の果てよりも遠くにある感情なんだ。
カリスマドットコムって、元々曲が最高だから注目を集めていると思うんだけ
ど、ステージ構成もとても良かった。
ライティングもおしゃれで、良いスタッフ使ってるんだなぁって思った。
もう次からはこの距離でライブを見ることはできないんだろうなぁ。
最初、客をこんだけ待たせるとか、お前は（一昔前の）大物洋楽アーティストか
よｗｗｗｗｗ
ってdisりましたが、イツカちゃんは本当にその辺を狙っている（と思う）。
客を待たせた理由は単純にその日のタイムスケージュールだったんだろうけど、
そう思わせるだけど”普通じゃない感”あふれるステージでした。
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