ゆとり教育の何が悪いのだかさっぱり理解できない。

いわゆるゆとり世代が社会人になりはじめて、上の世代から”ゆとり”と影に日向

に揶揄されているとかなんとか・・・

義務教育の土曜日授業が復活するとかなんとか・・・

ゆとり教育の何が悪いのだか、小生にはさっぱり理解できない。

義務教育の内容を少し難しくしたり、週の授業時間を3〜4時間増やす事にどれ

ほどの意味があるのだろうか?

あるいは、その教育内容や教育時間は、これからの社会(世界)で生きていくう

えでなんらかの有利を子供たちにもたらすのだろうか?

卑近な例で恐縮だけれども、地方出身の小生なんぞ小学生時代にテスト勉強とか

家で勉強した記憶なんぞまるでない。

夏休みになると、テレビで同じ小学生なのにお受験で夏合宿してる子らを見て、

全然別の世界だなぁと感じ入っていたものです。

それでも私立の有名大学入って出たよ。

同級生には私立の有名進学校出身がうようよいたけど、当時(20年前)は地方の

公立進学校出身者も大勢いた。

中学生の頃は公民のテストなんかはほぼ100点みたいな成績だったと思うんだけ

ど、もうその内容はほとんど忘れた。

今度参議院選挙だけど、おおよその仕組みぐらいしか覚えていない。

大前研一先生ではないけれども、義務教育の内容なんて100円のチップに全て

入ってしまう。

google先生が何でも教えてくれる時代に、詰め込み教育にどれだけの価値がある

のだろうか?

端的に言ってしまって、ゆとり批判って上の世代の”いびり”に見えてしまうんだ

よね。

今の若者が俺(わたし)たちよりも苦労しないなんて許せん!、みたいな。

言いやすいところを不満の捌け口にしている、みたいな。

ゾっとせんのよ。

そもそも小生の感覚だと、中等教育を終わるあたりで、7割方は中等教育につい

てこれてない。

高校入って、中等教育のおさらいと高等教育の基礎的な部分を教えていっぱい

いっぱいでしょ。

小学校終わるあたりで、実は4〜5割、あるいはまんま7割ぐらいは初等教育で

すでに脱落しているんじゃないかな?

これ以上勉強させてどうすんの?

詰め込み教育は必要な層が、必要な時期に(小生の場合は大学受験のときだっ

た)やってればそれでいいんじゃない?

義務教育はざっぱな基礎教養と社会性を学べればそれでOKなんじゃないのかと思う。

問題を挙げるとしたら、成長セクターのITや英語教育に全然手がついてない事の

方で、”詰め込む事”ではない。全然ない。

例えば土曜日まるっと休みで、少年野球通じて体を鍛えるとか、社会性を身につ

けるとか、あるいは家に引きこもってゲームやってる層にも化ける奴はいるし、

そう少なくない人数が将来PG、SEとして有望かもしれない。

勉強していなければいないで、その時間ほとんどのこども達が”なにか”をやって

いるわけで、そこからの学びの方が将来大切・・・かもしれないし、無駄だった

ら無駄でそれもいいんじゃない?

学校の授業だって同じくらい無駄なんだから。

無駄な授業を受けていないことに目くじらたてる上の世代って、”いびり”以外の

なにものでもないよなぁ。

ゆとり教育で十分なんじゃないの?

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